理屈じゃなくて、本当に成長につながるものはなに??

あくまでも個人的な振り返りですが、昨シーズンの振り返り。

まず、練習量からいうと、前所属を離れた直後は、それまでの練習量を維持しなければいけない、という焦りが大きく、同じような練習をしようと努めていました。出来ていたことが出来なくなる恐怖心、がほとんどだったような気がします。

UTなら18キロベース、エルゴは60分か30分*2、バイク60分は200watt目標、それにサーキット。

ただの会社員なので、練習時間が保証されている訳もなく、練習開始が20時、20時半、と遅れていき、予測できない不規則な生活リズムは身体的にとてもストレスだと感じたり、当たり前のように練習時間が確保されていた環境は、当たり前ではないのだと気づいたり。




十分に練習出来なかったときの自己嫌悪に悩まされた時期が長かったですが、やがて自分の中で納得できる解釈に至りました。

評価基準が正しくないから、ネガティブな評価になるのだなと。

過去の自分と比べて、練習量が少ない。
かつてのチームメイトと比べて、練習できていない。
そう考えて自己嫌悪になっていましたが、ある日、もはやその比較対象に勝ることは絶対にないと気づき、比較対象を変えました。



「昨日の自分より、何か一つでも前進する」

甘すぎる評価基準。
でもこのモットーのお陰で、モチベーションが乱高下することはなくなりました。

タイムが上がれば良し。
タイムは遅かったけれど、ターゲットの心拍数で漕ぎきれたので、それはそれで強くなれたから良し。

できなかった漕ぎが表現できたから良し。
できるようにはならなかったけれど、出来ない理由と、できるようにするための練習方法が見つかったから良し。

もはや練習できなかったけれど、人と会って新しい取組みに繋がったから良し。
あの人のあの時の気持ちが理解できたから良し。



という具合いに。

もともとゼロか100か、と考えがちだったので、100できなかった日は意味なしとすら感じていましたが、毎日が年輪のように、少しずつ自分を作り上げていく、今の姿勢に、今は納得しています。
量をこなすことも、重要ではあれど、あくまでも手段の一つでしかないのです。



結果として全日本選手権の順位は2つ下がりましたが、それでも満足、というか、納得しています。(満足はしていないです)


「今、気持ち良い感覚で漕げている」と思う瞬間が増えたのと、
「この練習をしてみたら変わる気がする」というインスピレーションが膨らんだのと。


肩肘張らずにいるからこそ感じれることも、きっとあります。
逆にとにかくがむしゃらにやらなければ辿り着けないところもある。

なかなか両立できないものなんだって、よく知っています。




モチベーションについてもう一つ気づいたのは、モチベーションを維持する秘訣は、嫌なことは避けること。

夜遅めに練習を始めると、徐々に水上から人が減っていき、最後は一人になりますが、自分はこの、他の人が先にあげて行くことに、ものすごいストレスを感じていることに気づきました。
そこで、最後まで一人で練習するのは嫌だから、朝練にすることにしました。

早起きも大変ですが、誰よりも遅く終わるより、誰よりも早く始めそして早く終わる方が、遥かに晴れやかな気持ちで練習を終えられます。

あとこれも完全に主観ですが、実際のトレーニング負荷に正比例せず、やり切ったと思えるトレーニングができた日は、心地よい疲労と回復した時に強くなった感があります。
完全に脳内イメージの問題ですが。


そんなこんなで、今の練習スタイルになりました。
数年前の自分が聞いたら、理解できないことも多いんだろうな。
実際に体感して初めて、身をもって理解できること。


冒頭に書いたような、誰からともない圧力や焦りや恐怖心がすべてなくなったとき、私は競争を辞めているんだろうと思います。
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